「資産デザイン研究所メール」は、毎週金曜日夕方に配信される無料のメールマガジンです。
資産運用に関する情報提供を行うだけではなく、読者優先の情報提供や読者限定企画、読者からの質問コーナーやグルメ情報など、盛りだくさんの内容。楽しく知識を身につけられるおトクなメールマガジンです。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 資産デザイン研究所メール<第0号 2013年(金)発行> 資産デザイン研究所メールは、資産運用に関する情報を個人投資家の皆様に提供 するメールマガジンです。 株式、債券、不動産から、ワイン投資、マイクロ・ファイナンスまで。幅広い投 資の機会をできるだけ公平な視点でご紹介いたします。 資産デザイン研究所:http://www.asset-design.jp 内藤忍公式ブログ: http://www.shinoby.net ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 目次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1 資産デザインのすすめ~今週の気になるテーマ 2 自分を成長させよう!セミナー・勉強会のお知らせ 3 読者の質問コーナー 4 内藤忍のグルメ設計塾 5 おススメ本のご紹介「資産デザイン・ライブラリー」 6 内藤忍のつぶやき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <広告> 資産運用の基本はこの一冊から。2012年11月に全面改訂 「内藤忍の資産設計塾【第3版】」 http://amzn.to/ZLfGK8 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 1 資産デザインのすすめ~今週の気になるテーマ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「シエール革命」は資産運用革命につながるか? 「シエール革命」とは、シエール層と呼ばれる地下2000~4000メートルの埋蔵場 所まで掘り進め、水平掘りと水平破砕法という新しい掘削技術で天然ガスや原油 を採取する方法。今まで、採掘できなかった化石燃料が取れるようになったので 「革命」と呼ばれています。 国際エネルギー機関(IEA)によれば、シエール革命によって、2017年にはアメ リカがサウジアラビアを抜いて世界一の産油国になり、2035年にはアメリカはエ ネルギーの自給が可能になるという見通しを示しています。 シエール革命が本当に革命と言えるかどうかについては、冷ややかな見方もあり ます。また、石油ブームに沸いた場所が、ブームの後厳しい状況になったという 過去の事実もあります。 しかし、シエール革命の恩恵を受けている場所では、空前の好景気がやっていき ているのも事実です。このエネルギーに関する動きは始まったばかりです。私が 行ったテキサスの街もこの革命の恩恵を直接・間接に受けているようです。 アメリカではオバマ大統領も1月の一般教書演説でシエールガスについて「100年 間天然ガスの供給が持続され、2010年代末までに60万人の雇用を生む」と述べ、 化石燃料の開発に対するスタンスを変えてきています。 エネルギー政策が変われば、米国の中東への政策も変わるのではないかといわれ るくらい大きな影響が予想される新しいエネルギーの採掘。遠いアメリカの田舎 の話だと思うのか、自分にどう影響するのか真面目に考えてみるのか。気が付け ば、日本人の生活にも影響を与え、関わり方によって将来の大きな差になるかも しれません。 昨年、行ったテキサスでは、このシエール革命によって新しい雇用が生まれ、経 済成長が加速しているのを目の当たりにしました。 2013年の重要な投資テーマとして覚えておきましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2 自分を成長させよう!セミナー・勉強会のご案内 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2013年1月から、資産デザイン研究所主催のセミナーを予定しています。 具体的なスケジュールが決まりましたら、メールマガジン、Webなどでお知らせ いたします。ご期待ください! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 3 読者の質問コーナー ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 読者の方からのご質問に、ズバリ回答いたします! Q:円安が進んできていますが、これからさらに円安は続くのでしょうか? 外貨投資をすべきかどうか、悩んでいます。 A:為替相場を考える際に重要なのは、為替の円高・円安を予想することではあ りません。なぜなら、専門家でも為替の予想は当たらないからです。それよりも 自分がどうなったら困るのかを考え、それに向けて対策を練っておくことです。 円高になると円資産の価値は高まります。日本人の給与は円払いがほとんどです から円の価値が高まるのは、悪いことではないのです。 困るのは円安です。円が安くなれば持っている円資産の価値も下がりますし、こ れから受け取る収入の価値も下がることになります。 つまり、資産運用において考えておくべき困った状況は円安なのです。 円安で資産を減らさない方法は外貨投資しかありません。資産の一定比率をドル ユーロなどの外貨資産で保有する。それによって円安に対応することができます。 外貨資産を保有して円高になれば、為替差損が発生します。しかし、それは円安 という最悪の状況に対する保険だと理解すればよいでしょう。 個人的には資産の40%は外貨で保有しても良いと思っています。日本人の資産は 円に偏りすぎています。外貨を保有しないリスクについて、考えておきましょう。 (回答者 内藤忍) ※このコーナーでは読者の方からのご質問にメールマガジン上で回答いたします。 ご質問は下記からお送りください。 http://asset-design.jp/contact.jp ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 4 内藤忍のグルメ設計塾 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 石頭楼の「石頭火鍋(スートーホーコ)」 六本木の隠れ家レストラン。看板などは一切ないので、地図とお店の電話番号を 必ず持参すること。友人でお店にたどり着けなかった人を何人も知っている。 定番の石頭火鍋は、牛肉、豚バラ肉をゴマ油で炒め、鶏がらスープを入れてそこ に白菜、ほうれん草、肉団子、魚のすり身団子、エビ、カニと豪華な具が入る。 それをすき焼風にとき卵につけて食べる。リッチな食感がたまらない。 後半は春雨にワンタン、エビ餃子などが入って今度はポン酢のタレで食べる。こ れもまたあっさりとして、すいすい食べられる。 〆は食べ終わった鍋にラーメンを入れて作る「究極のラーメン」。肉と魚介、そ して野菜の甘みが溶け込んだスープは、確かに究極!そしてトドメはフワフワの 杏仁豆腐。本場の味を超越した東京のデザート。 石頭火鍋は紹介制になっているが、このメールを見た人は、内藤からの紹介と言 って予約をどうぞ。鍋コースが5千円。それにプラス飲み物でとてもリーズナブ ル。4人以上のグループでの利用が楽しい。 白金台にも類似店があるが、元祖はこちら。正統派の味を是非! 石頭楼 本店 03-3403-9888 東京都港区六本木7-3-24 竜土ハイツE 401 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 5 おススメ本のご紹介「資産デザイン・ライブラリー」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「ユーロの正体」安達誠司著(幻冬舎) 「円高の正体」という本の著者でもある安達さん。為替の本質をわかりやすい言 葉で説明するのが得意な方です。 本書でもユーロがこれからどうなるのかについて、ロジカルに自説を展開してい ます。 その中で重要なメッセージは、今後ECB(欧州中央銀行)が大規模な金融緩和政 策に打って出ない場合、ユーロは「デフレ」と「ユーロ高」の2重苦に直面する、 という見方です。 また、ユーロの問題はスペインの銀行の中南米向け投融資が一気に引き上げられ、 ラテンアメリカの経済、金融にインパクトを与える可能性があるとも指摘してい ます。これは、中南米だけではなく、アジアの新興国にも影響するリスクがある と指摘しています。 日本でも財政問題に注目が集まり、「日本がギリシャ化する」という危機感が広 がっていますが、安達さんはむしろ「ユーロが日本化する」リスクに警鐘を鳴ら しています。このままECBの金融政策が続けば、ユーロ圏諸国は1990年代の日本 と似たような道をたどるというのです。 これからの為替の動き、特にユーロに関心のある方には、一読をお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 6 内藤忍のつぶやき ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ メールマガジン どこかで聞いたようなタイトルですが、私内藤忍が感じたことをこの「つぶやき」 で毎回書いていこうと思います。 今回は、資産デザイン研究所メールのゼロ号を作成しました。このゼロ号は、配 信はされず、サンプルメールとしてWebに保存されるものです。 これから毎週金曜日に発行するメールマガジン。ネタ探しから文章の校正、そし て配信まで、しばらくはバタバタの忙しい日々になりそうです。 でも、忙しいことを楽しめるようになれば、時間に追われていても苦痛ではあり ません。2013年は忙しくても楽しい一年にしたいと思います。 どうぞ、新しく誕生したばかりのこの小さな会社とメールマガジンをご贔屓によ ろしくお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■資産デザインメールの解除・変更はこちらから https://regssl.combzmail.jp/web/?t=cf27&m=94z6 ■ご意見・ご感想・お問い合わせなどはこちら http://asset-design.jp/contact ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ <免責事項> 資産デザイン研究所メール(以下「本メール」)は資産デザイン研究所(以下 「当社」)が発行するメールマガジンです。 本メールの著作権は当社に属し、当社の事前の許可なく複製・再配信等を行うこ とをお断りいたします。 掲載された内容は、執筆時における筆者の見解・予測であり、情報の正確性や完 全性を保証しません。今後予告なく変更することがあります。また、過去の実績 は、将来の結果を保証するものでもありません。 本メールは情報提供のみを目的としており、投資の最終判断はお客さまご自身の 判断と責任で行いますようお願いいたします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━